欧州 / 制度動向
ロシアにおける商品の虚偽表示に関する法改正
2015年07月21日
■概要
ロシアでは、2014年末、商品の虚偽表示に関する責任について、ロシア連邦行政法第14.10条とロシア連邦刑法第180条が改正された。従来は、これら規定の対象となるのは「商標の不正利用」であったが、改正により、「商品(作業、サービス)の虚偽表示」が対象となり、押収対象の拡大、罰金額の引き上げ、虚偽表示にかかる損害の認定基準の引き下げなどが行われた。これにより、虚偽表示に関する責任を、行政的あるいは刑事的に追及することが従来よりも容易となった。本稿では、ロシアにおける商品の虚偽表示に関する法改正について、Rouse & Co. International (Russia) Ltd.のロシアオフィス代表 弁護士Stuart Adams氏が解説している。
■詳細及び留意点
■本文書の作成者
Rouse & Co. International (Russia) Ltd ロシアオフィス代表 弁護士Stuart Adams■協力
日本技術貿易株式会社 IP総研■本文書の作成時期
2015.01.31