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韓国のプログラム関連発明における権利保護に関する調査

「プログラム関連発明における国境を跨いで構成される実施行為及び複数主体により構成される実施行為に対する適切な権利保護の在り方に関する調査研究報告書」(令和5年3月、知的財産研究教育財団 知的財産研究所)

目次

Ⅳ.海外におけるプログラム関連発明に関する権利保護等の状況
6.韓国
(1)韓国特許法の規定 P.135
(国境を跨いで構成される実施行為および複数主体により構成される実施行為に関連する韓国特許法の規定を紹介している。)

(2)国境を跨いで構成される実施行為による侵害 P.137

(i)裁判例
①半製品を生産・輸出して国外で完成品への組立が行われた事例
②国外から配布されたアプリケーションを国内ユーザがインストールしてサービスを利用した事例
③国外サーバから国内ユーザに提供されるサービスを国内事業者が行う事例
(ii)論文等
①特許侵害の域外適用について言及した論文
(iii)海外質問票調査
(海外質問票調査で得られた回答のうち、上記(ⅰ)裁判例、(ⅱ)論文等、以外の内容を中心に紹介している。)
①韓国特許法の改正(2020年3月11日施行)(特許法第2条第3項および特許法第94条第2項の改正)に対する産業界、学界等の評価
②国外からの SaaSサービスに対する権利保護ついて
③事案 2(上記(i)の①で紹介されている事案)において判示された属地主義の例外が認められるための考慮要素に対する評価や意見
④国境を跨いで構成される権利侵害行為に対して、権利の保 護を強化することを求める
産業界の意見や学界における議論
⑤特許法以外で参考となる事項

(3)複数主体により構成される実施行為による侵害 P.143
(i)裁判例
①複数主体により特許発明の一部を分担して実施した場合に、単一主体の侵害となる要件及び共同侵害となる要件を示した事例
②複数主体が提携して特許発明を実施した事例
(ii)論文等
①複数主体による特許権侵害に対する対応方法について言及した論文
②複数主体による特許権侵害の幇助責任について言及した論文
(iii)海外質問票調査
(海外質問票調査で得られた回答のうち、上記(ⅰ)裁判例、(ⅱ)論文等、以外の内容を中心に紹介している。)
①複数主体により特許発明の一部を分担して実施した場合に、単一主体の侵害となる要件及び共同侵害となる要件に関する議論
②複数主体により構成される権利侵害行為に対して、権利の保護を強化することを求める産業界の意見や学界における議論
③特許権侵害訴訟以外の裁判例

資料III 海外質問票調査
資料6 韓国調査結果 P.463
(法律・裁判例などに関する13の質問に対する韓国法律事務所の回答を紹介している。)

韓国における他人の氏名等を含む商標に関する調査

 「他人の氏名等を含む商標に関する調査研究報告書」(令和4年3月、日本国際知的財産保護協会) 第Ⅳ部 各国・地域における他人の氏名等を含む商標に関する制度及び氏名等に係る人格権

目次
第Ⅳ部 各国・地域における他人の氏名等を含む商標に関する制度及び氏名等に係る人格権
6. 韓国 P.278
6.1 他人の氏名等を含む商標に関する制度 P.278
(韓国おいて氏名を含む商標が採用される分野や関連する法令等を解説している。特に、他人の氏名を含む商標出願に関する「拒絶理由に関する規定」については、「他人の知名度等の判断方法」なども含めた説明を提示し、さらに、「異議・無効理由に関する規定」や「他人による自己氏名の使用の制限」などについても触れている。また、氏名を含む商標の1件の審決例および21件の判例、ならびに法人等の名称を含む商標の1件の判例を紹介している。)

 6.1.1 氏名を含む商標のニーズ等 P.278
 6.1.2 他人の氏名を含む商標に関する制度の実態 P.278
 6.1.3 肖像の取扱い P.288
 6.1.4 法人等の名称の取扱い P.288
 6.1.5 故人の取扱い P.289
 6.1.6 他人の氏名等を含む商標の審決例、裁判例 P.289
 6.1.7 他人の氏名等を含む商標に関する現行制度の課題・見直し P.299

6.2 氏名等に係る人格権 P.300
(韓国における氏名、肖像、法人等の名称に係る人格権の保護に関する法的根拠について説明している。また、氏名等に係る人格権に関する1件の判例を紹介している。)

 6.2.1 氏名等に係る人格権の保護 P.300
 6.2.2 氏名等に係る人格権に関する裁判例 P.301