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台湾における意匠権侵害訴訟の統計・類否判断に関する分析

2023年09月19日

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■概要
「台湾における意匠権侵害訴訟の統計・類否判断に関する分析」(2023年3月、日本台湾交流協会)では、台湾における意匠の類否判断の基本的な考え方を、台湾特許庁が公表している「専利侵害判断要点」の内容に沿って説明している。また、直近10年(2013年から2022年)の台湾意匠権侵害訴訟の統計資料や意匠の類否判断手法の1つである「三者比較法」の運用状況の分析結果を紹介している。さらに台湾意匠権侵害訴訟における類否判断の重点である、消費者の「注意を惹きやすい部位又は特徴」の認定について、統計資料に基づいた分析内容を紹介している。
■詳細及び留意点

 「台湾における意匠権侵害訴訟の統計・類否判断に関する分析」(2023年3月、日本台湾交流協会)

目次

第一章 はじめに P.3

第二章 台湾における意匠の類否判断の基本的な考え方 P.4

(「専利侵害判断要点」の沿革及び意匠権侵害判断フロー(フローチャートあり)を紹介している。また、現行の「専利侵害判断要点」の内容に基づく実際の意匠権侵害判断の進め方を説明している。)

 第一節 専利侵害判断要点の沿革及び意匠権侵害判断フロー P.4

 第二節 専利侵害判断要点を基にした侵害判断の進め方 P.7

第三章 判例分析 P.15

(10年間(一審の判決日が2013年1月1日から2022年4月30日)の意匠権民事侵害事件のなかで意匠権の類否判断が争点となった判決(97件)を対象とした分析結果を紹介している。)

 第一節 分析対象及び分析方法 P.15

 第二節 分析結果 P.15

第四章 三者比較法の適用について P.26

(第三章で取り上げた97件の判決を対象とし、三者比較法(被疑侵害対象と登録意匠が類似するか否かを判断する補助的分析方法)の運用状況について、分析した結果を事例とともに紹介している。)

 第一節 はじめに P.26

 第二節 事例一覧の分析 P.27

 第三節 実務事例 P.28

 第四節 まとめ P.42

第五章 「注意を惹きやすい部位又は特徴」の認定基準について P.45

(第三章で取り上げた97件の判決について、外観の類比判断における「注意を惹きやすい部位又は特徴」に焦点を当てて分析し、それによって判明した内容を説明している。さらに、「注意を惹きやすい部位又は特徴」の例として挙げられている「容易に目につく部位」が認定された事例34件の分析結果を紹介している。また、これらの分析結果に基づいた日系企業に対するアドバイスを紹介している。)

 第一節 「注意を惹きやすい部位又は特徴」の認定が判決結果に与える影響について P.46

 第二節 「容易に目につく部位」と「先行意匠と異なる特徴」の認定について P.49

 第三節 「容易に目につく部位」の認定の理由付けについて P.51

 第四節  日系企業に対するアドバイス P.55

■ソース
「台湾における意匠権侵害訴訟の統計・類否判断に関する分析」(2023年3月、日本台湾交流協会)
https://chizai.tw/wp-content/uploads/2023/04/台湾における意匠権侵害訴訟の統計・類否判断に関する分析.pdf
■本文書の作成者
日本国際知的財産保護協会
■本文書の作成時期

2023.06.21

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