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2023.01.24
タイにおける新規性の審査基準に関する一般的な留意点(後編)タイの審査基準(特許及び小特許審査マニュアル)のうち新規性に関する事項について、日本の審査基準(特許・実用新案審査基準)と比較して留意すべき点を中心に紹介する。ただし、ここでは、各技術分野に共通する一般的な事項についてのみ取扱うこととし、コンピュータソフトウエア、医薬品など、特定の技術分野に特有の審査基準については省略する。本稿では、前編・後編に分けてタイの特許及び小特許審査マニュアルの新規性の留意すべき点などを紹介する。後編では、請求項に係る発明と引用発明との対比、特定の表現を有する請求項についての取扱い、その他の留意事項について説明する。新規性に関する特許法および審査基準の記載個所、基本的な考え方、請求項に記載された発明の認定、引用発明の認定については「タイにおける新規性の審査基準に関する一般的な留意点(前編)」(https://www.globalipdb.inpit.go.jp/application/27678/)をご覧ください。
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2022.10.06
タイにおけるトレンド技術に関する特許の出願・登録動向について「トレンド技術に関するタイ・ベトナム・シンガポールにおける特許の出願・登録動向調査」(2022年3月、日本貿易振興機構 バンコク事務所(知的財産権部))では、タイ・ベトナム・シンガポールにおけるトレンド技術である自動車分野の「CASE」(Connected(コネクテッド)、Autonomous(自動化(自動運転))、Shared/Services(シェアリング/サービス)、Electric(電動化)の頭文字)に関する動向を紹介している。また、出願および登録に関する統計情報を紹介している。本稿では、タイにおける動向を紹介する。
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2022.08.25
タイにおける模倣品流通動向調査「タイにおける模倣品流通動向調査」(2022年3月、日本貿易振興機構バンコク事務所(知的財産部))では、タイ市場における模倣品の実態、模倣品の流通に影響を与える要因、タイ人消費者の侵害品に対する意識に関するアンケートの調査結果を紹介している。
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2022.08.23
タイにおける模倣対策マニュアル「タイ模倣対策マニュアル」(2022年3月、日本貿易振興機構バンコク事務所(知的財産権部))では、タイにおける権利取得、管轄機関、エンフォースメント(救済手段)、政府の模倣品対策、模倣品に対する企業の対策事例、オンライン上での模倣品対策等について解説している。また、参考資料として、特許、小特許(実用新案)、意匠および商標の、出願書から登録証までの12種類の書類を紹介している。
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2022.06.23
タイ、ベトナム、インドネシア、シンガポール、マレーシアの意匠制度比較タイ、ベトナム、インドネシア、シンガポール、マレーシアの意匠に関する制度情報を比較一覧する。
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2022.06.21
タイ著作権法改正案についてタイでは2015年の著作権法改正により、技術的保護手段(Technological Protection Measure,TPM)および現行著作権法第32/3条で規定するノーティス・アンド・テイクダウンを含む権利管理条項が導入されて以来、エンフォースメントにおける遅延問題が実務上多く発生している。このため、オンライン活動の著作権エンフォースメントに関する著作権法を改正する試みが2016年から今日まで続けられている。本稿では、2021年末に下院を通過した最終改正案の主要内容について説明する。
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2022.06.09
タイにおける主な知的財産関連サイトのリンク情報(その1)(本記事は、2024/6/27に更新しています。)
URL:https://www.globalipdb.inpit.go.jp/link/39490/タイの主な知的財産関連サイトであるタイ知的財産局について、掲載されているリンク情報を一覧にして示した。
なお、日本貿易振興機構(JETRO)のタイに関する情報については、(その2)を参照されたい。
その2:https://www.globalipdb.inpit.go.jp/link/23608/ -
2022.06.09
タイにおける主な知的財産関連サイトのリンク情報(その2)タイの主な知的財産関連サイトである日本貿易振興機構(JETRO)のタイに関する情報について、掲載されているリンク情報を一覧にして示した。
なお、タイ知的財産局に関するリンク情報については、(その1)を参照されたい。
その1:https://www.globalipdb.inpit.go.jp/link/23605/ -
2022.05.05
タイにおける地理的表示保護制度タイでは2003年まで地理的表示(Geographical Indication, GI)を取り扱う特定の法律が存在しなかったため、刑法、消費者保護法、商標法を根拠に、誤った情報の提供または不正行為という点から問題に対処していた。仏暦2546年(西暦2003年)タイ地理的表示保護法が制定され、2004年4月28日に施行された。現在、商務省知的財産局(DIP)がその管轄機関となっている。DIPは、GI業務を取り扱うために商標部の下にGI課を設置し、2020年1月23日にGI部になった。本稿では、タイにおける地理的表示の登録要件、保護制度、現状等について解説する。
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2022.03.31
タイにおける商標審査基準についてタイの商標出願は、現在、2016年の商標審査基準に基づき審査が行われている。他方、商標審査基準は、商標法、商標委員会審決、最高裁判例および国際基準等と合致させるため改定作業が進められ、2021年3月に改訂審査基準案が公開された。改定審査基準は、パブリックヒアリングを経て、2022年1月頃に最終案が定まる予定である。本稿では、審査基準案の出願人に有益な条項について紹介する。