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2025.04.10
シンガポールの判決等へのアクセス方法シンガポールの最高裁判決およびシンガポール知的財産庁(以下「IPOS」という。)の拒絶査定不服、異議申立、取消・無効の決定(以下「IPOSの決定」という。)について、Singapore Law Watch(以下「SLW」という。)のウェブサイトにて無料で閲覧することができる。また、IPOSの決定および成立した調停については、IPOSのウェブサイトからも閲覧可能である。本稿では、SLWとIPOSのウェブサイトからの判決等の検索方法をそれぞれ解説する。
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2025.04.08
ベトナムにおける意匠の調べ方ベトナム国家知的財産庁(Intellectual Property Office of Vietnam:以下「IP Viet Nam」という。)は、2022年9月1日からIPLIBの運用を停止し、WIPO PUBLISHツールへ切り替えた。本稿では、WIPO PUBLISHを用いたベトナムにおける意匠の調べ方について紹介する。
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2025.04.08
トルコにおける特許の調べ方トルコにおける特許に関する調査は、トルコ特許商標庁(Turkish Patent and Trademark Office:TPTO)のウェブサイト(https://www.turkpatent.gov.tr/en)が無償で提供しているデータベースを利用して実施することが可能である。データベースには英語版もあるが、キーワード検索で使用可能なワードはトルコ語のみである点に注意が必要である。
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2025.04.03
マレーシアの意匠公報の調べ方マレーシアにおける意匠公報は、マレーシア知的財産公社(Malaysian IP Office (MyIPO))のウェブサイトに掲載されている。英語のサイトが用意されており、検索も英語で行うことができる。
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2025.04.03
ベトナムにおける登録商標の不使用取消請求ベトナムでは、正当な理由なく継続して5年間使用されていない登録商標(全部または一部)は、第三者の請求による不使用取消の対象となる。取消請求日の5年前から3か月前までの使用証拠を示すことにより、登録商標の取消は免れる。
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2025.04.01
ミャンマーにおける新たな商標出願制度の概要ミャンマーにおいて、2023年4月に施行された商標法に基づく商標登録出願の手続は、主に出願、方式と絶対的拒絶理由に関する第1の審査、公開、異議申立があれば相対的拒絶理由を含む実体審査を行う第2の審査、登録(拒絶)の手順で進められる。商標権の権利期間は、出願日から10年であり、10年毎に何度でも更新することができる。
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2025.04.01
ブラジルにおける意匠の調べ方-ブラジル産業財産庁(INPI)の調査サイトブラジルの意匠の無料検索サイトとして、ブラジル産業財産庁(INPI)が提供するウェブサイトがある。本稿では、これを利用したブラジルの意匠の検索方法を紹介する。
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2025.03.27
インドにおける特許制度のまとめ-手続編インドにおける特許制度の運用について、その手続面に関する法令、出願実務を関連記事とともにまとめて紹介する。
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2025.03.27
韓国における商標の一出願多区分制度韓国の商標出願は、一区分ごとの出願も、複数区分の出願も可能である。多区分出願の場合、1つの出願書で複数区分の商品および役務を指定できるので便利である。また、従前は審査時に一区分だけでも拒絶理由が解消されなければ、拒絶理由のない他の区分も含めて出願全体が拒絶されていたが、改正法(2022年2月3日公布/2023年2月4日施行)において部分拒絶制度が導入され、拒絶理由がある指定商品のみ拒絶されるようになった。
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2025.03.25
インドにおける特許異議申立制度-付与前異議申立と付与後異議申立インド特許制度には、付与前と付与後の異議申立制度が設けられている。これらの異議申立制度の詳細は、インド特許法(以下「特許法」という。)第25条に具体的に規定されている。なお、「利害関係人」の場合、特許法第64条に基づき特許の取消しを求めることができる。取消手続は、侵害の訴えに対する反訴として高等裁判所に提訴することができる。なお、本稿では、2024年のインド特許規則(以下「特許規則」という。)の改正点も反映している。