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  • 2019.10.21

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    ブラジルにおける特許・実用新案出願制度概要

    ブラジルにおける発明特許(以下、「特許」。)および実用新案特許(以下、「実用新案」。)の出願手続は、主に(1)出願、(2)⽅式審査、(3)出願公開、(4)審査請求および実体審査、(5)登録の手順で進められる。特許および実用新案の存続期間は、それぞれ出願日から少なくとも20年および15年であるが、審査に時間がかかった場合、それぞれ権利付与日から10年および7年は存続が認められる。特許と実用新案で審査の流れは同じであり、実用新案でも実体審査が行われ、また、進歩性が求められる。

  • 2019.10.08

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    メキシコ商標制度概要

    (本記事は、2023/10/10に更新しています。)
     URL:https://www.globalipdb.inpit.go.jp/application/37422/

    メキシコにおける商標制度は、1991年産業財産法(改正)およびその施行規則に準拠している。
    メキシコ議会において、2018年3月に商標に関する産業財産法の改正法案が可決され、2018年5月18日付で改正法が官報に公示された。改正法は、官報に公示されてから60営業日目である2018年8月10日に発効した。これが過去25年間のメキシコの商標法にとって最も重要な改正であるといえる。
    改正法によって、音の商標、匂いの商標、ホログラム等の非伝統的商標およびトレードドレスが、商標の定義に追加された。また、異議申立制度も改正された。
    権利期間は出願日から10年であり、10年ごとに更新することができる。

  • 2019.10.03

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    メキシコにおける「商標の使用」と使用証拠

    メキシコ議会において、2018年3月に商標に関する産業財産法の改正法案が可決され、2018年5月18日付で改正法が官報に公示された。改正法は、官報に公示されてから60営業日目である2018年8月10日に発効した。本改正は、過去25年間におよぶメキシコ商標法の中で最も重要な改革であるといえる。本改正において最も重要なポイントは、メキシコにおける商標権を維持するために実際的かつ効果的な使用宣誓書の提出が改めて必要になったという点である。
    さらに、メキシコでは先使用権制度も設けられており、出願日以前にメキシコで使用されていた商標については、願書においてその使用開始日を記載することが重要である。なお、願書提出後に使用開始日を追記することはできないので注意すべきである。

  • 2019.09.26

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    ブラジル国家衛生監督庁(ANVISA)による事前承認に関する情報を調べる方法

    (ブラジルにおけるANVISA事前承認制度は廃止されました。詳細は、下記を参照ください。https://www.globalipdb.inpit.go.jp/application/22607/

    ブラジル国内で出願された医薬品及び医薬品の製造方法に関する特許は、ブラジル産業財産庁(INPI)による審査の前に、ブラジル国家衛生監督庁(Agência Nacional de Vigilância Sanitária;以下、ANVISA)による事前審査を受け、承認を得ることが法律で義務付けられている。これは、ブラジル産業財産権法第229-C条の規定「医薬用の製品及び方法に関する特許の付与は、ANVISAの事前の同意を必要とする」に基づくものである。ANVISAは、ブラジルの公衆衛生にリスクを及ぼし得る製品・サービスについて規制、管理、監視を行う機関で、ブラジル国内における医療用具、医薬品、食料品、化粧品、衛生用品等の販売には、ANVISAへの事前登録が必要である。

  • 2019.09.26

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    日本とブラジルにおける特許出願書類・手続の比較

    日本で出願された特許出願を優先権の基礎としてブラジルに特許出願する際に、必要となる書類および関連する法令についてまとめた。日本とブラジルにおける特許出願について、出願書類と手続言語についての規定および優先権主張に関する手続を比較した。

  • 2019.09.24

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    • 特許・実用新案
    ブラジルにおける特許・実用新案公報の調べ方―ブラジル産業財産庁(INPI)の調査サイト

    (本記事は、2023/10/24に更新しています。)
     URL:https://www.globalipdb.inpit.go.jp/etc/37545/

    (2022年6月17日訂正:
    本記事の「ブラジル産業財産庁(INPI)」のURLが、リンク切れとなっていたため、修正いたしました。)

    ブラジルの特許公報及び実用新案公報の無料検索サイトとして、ブラジル産業財産庁(INPI)が提供するウェブサイトがあり、出願人名、発明者名、要約等を対象にして検索することができる。

  • 2019.09.24

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    ブラジルにおける意匠公報の調べ方- ブラジル産業財産庁(INPI)の調査サイト

    ブラジル意匠公報の無料検索サイトとして、ブラジル産業財産庁(INPI)が提供するウェブサイトがあり、出願人名、創作者名、要約等を対象にして検索することができる。

  • 2019.09.24

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    ブラジルの法令へのアクセス方法―法情報ポータルサイト(Legislation Portal)

    (本記事は、2023/4/4に更新しています。)
     URL:https://www.globalipdb.inpit.go.jp/laws/34119/

    ブラジルにおける全ての現行の法令は、連邦政府が運営している法律情報ポータルのウェブサイトで、検索および閲覧が可能である。ウェブサイトはポルトガル語版のみで、入力もポルトガル語のみとなっている。

  • 2019.09.19

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    ブラジルのパブリックコメントへのアクセス方法

    ブラジルにおける知的財産の法令やガイドライン等の制定および改正に関するパブリックコメント(パブコメ)の実施の情報は、ブラジル産業財産庁(INPI)のウェブサイトに掲載され、誰でも電子メールまたはFAX等により、ポルトガル語で意見提出をすることができる。提出方法等はパブコメごとに異なるので、指定される方法や様式等に従って提出する。

  • 2019.09.19

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    • ライセンス・活用
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    ブラジルにおけるライセンスに関する法制度と実務運用の概要

    (2022年9月21日訂正:
    本記事の本文とソースの「ライセンス登録申請のための必要な書類」のURLが、リンク切れとなっていたため、修正いたしました。)

    特許、意匠および商標のライセンスについてはブラジル産業財産庁(INPI)に登録されなければ第三者に対して効力を発しない。ライセンス登録しなくても契約は有効だが、ロイヤルティを海外送金できず、税控除も受けられない。INPIにおいてノウハウライセンス契約は技術移転契約として扱われる。