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ロシアにおけるADR(裁判外紛争解決手続)
2013年09月20日
■概要
(本記事は、2017/8/8に更新しています。)URL:https://www.globalipdb.inpit.go.jp/link/13970/
「模倣対策マニュアル ロシア編」(2012年3月、日本貿易振興機構)第2章第7節では、ロシアにおけるADR(裁判外紛争解決手続)について記載されている。ロシアにおいて知的財産権が侵害された場合、当事者は、訴訟以外にも調停や仲裁の形式でADR(裁判外紛争解決手続)を利用することができる。ただし、調停は2011年1月1日をもって、「仲介人の参加する裁判外紛争解決手続に関する(調停手続)」連邦法第193-FZ号が施行され、法律に取り入れられたまだ目新しいものであり、ADRの類型として普及しているわけではない。ロシアにおける仲裁は、ロシアの法人間の紛争を解決する国内仲裁裁判所又は特定の外国要素を有する紛争が付託される国際商事仲裁機関という形態で存在し、いずれも常設又は特別に設置されるものとなっている。
■詳細及び留意点
【詳細】
模倣対策マニュアル ロシア編(2012年3月、日本貿易振興機構)第2章第7節
(目次)
第2章 知的財産権の執行
第7節 ADR(裁判外紛争解決手続) p.233
(1) ロシアにおける知的財産紛争でのADR の利用可能性 p.233
(2) ロシアにおけるADRシステムの役割 p.233
(3) ADR機関の名称、住所、電話番号、URL p.235
■ソース
・模倣対策マニュアル ロシア編(2012年3月、日本貿易振興機構)https://www.globalipdb.inpit.go.jp/jpowp/wp-content/uploads/2013/09/b91f7f3b65c81f32e4c8610ed549ee17.pdf
■本文書の作成者
一般財団法人比較法研究センター 不藤真麻■本文書の作成時期
2013.08.12