欧州 / ライセンス・活用
ロシアにおける特許ライセンス取引に関する法的環境
2018年12月11日
■概要
「ロシア・ライセンスマニュアル」(2018年3月、日本貿易振興機構知的財産課モスクワ事務所)「2」では、ロシアにおける特許ライセンス取引に関する法的環境について紹介している。具体的には、「2.1」で、一般的な特許ライセンスに関する情報として、特許性のある物とは何か、特許ライセンス契約の主要素、ライセンス契約の形式、ライセンス契約の有効期間、特許権ライセンスの登録、契約当事者の主要義務、特許ライセンスの種類、特許サブライセンス契約、特許ライセンス契約に基づく報告、技術の輸入/輸出に関する制限、知的財産権に欠陥または不備がない旨の保証、技術改良に基づいて取得した特許の所有権の取り扱いについて紹介している。「2.2」では、強制ライセンスに関する情報として、強制ライセンスの定義、強制ライセンスの申請要件、強制ライセンスのその他の特徴、強制ライセンスの使用実態が紹介されている。■詳細及び留意点
「ロシア・ライセンスマニュアル」(2018年3月、日本貿易振興機構知的財産課モスクワ事務所)「2」
(目次)
2 ロシアにおける特許ライセンス取引に関する法的環境 P.14
2.1 一般的な特許ライセンス P.14
2.1.1 特許性のある物 P.14
2.1.2 特許ライセンス契約の主要素 P.15
2.1.3 ライセンス契約の形式 P.17
2.1.4 ライセンス契約の有効期間 P.17
2.1.5 特許権ライセンスの登録 P.17
2.1.6 契約当事者の主要義務 P.18
2.1.7 特許ライセンスの種類 P.18
2.1.8 特許サブライセンス契約 P.19
2.1.9 特許ライセンス契約に基づく報告 P.20
2.1.10 技術の輸入/輸出に関する制限 P.21
2.1.11 技術に関する権利者の特定の保証を行う責任 P.21
2.1.12 技術改良の所有権 P.23
2.2 強制ライセンス P.24
2.2.1 強制ライセンスの定義 P.24
2.2.2 強制ライセンスの申請要件 P.25
2.2.3 強制ライセンスのその他の特徴 P.26
2.2.4 強制ライセンスの使用実態 P.27
【留意事項】
ロシアでは、ロシア特許庁に登録されない発明、実用新案、工業意匠または商標等にかかるライセンス契約は無効となる点に留意されたい。登録の手続きの詳細については、こちら。
■ソース
「ロシア・ライセンスマニュアル」(2018年3月、日本貿易振興機構知的財産課モスクワ事務所)https://www.globalipdb.inpit.go.jp/jpowp/wp-content/uploads/2018/12/1f6fabaee0926fb1c02783ed6d82c522.pdf
■本文書の作成者
日本国際知的財産保護協会■本文書の作成時期
2018.05.23