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シンガポールの知的財産権の法令へのアクセス方法―IPOSウェブサイト
2013年09月20日
■概要
シンガポールにおける知的財産に係る法令は、シンガポール知財庁(IPOS)のウェブサイトに掲載されている。ウェブサイトは英語で運営されており、改正の履歴等もわかりやすく掲載されている。■詳細及び留意点
【詳細】
シンガポールにおける知的財産に係る法令は、シンガポール知財庁(IPOS)のウェブサイトで閲覧が可能である。ここではIPOSサイト上での法令の閲覧の仕方を紹介する。なお、シンガポール司法長官室(Attorney General’s Chambers: AGC)のウェブサイトでは知財法令を含む全てのシンガポールの法令の検索が可能である(本データベース内コンテンツ「シンガポールの法令へのアクセス方法-シンガポール司法長官室(AGC)ウェブサイト」参照)。
(1) http://www.ipos.gov.sg/ にアクセスし、上部のバーの左から3つ目「About IP(知財について)」にポインタをあてると、プルダウンメニューが表示される。
(2) 真ん中の「IP Legislation(知財法令)」をクリックすると次の画面があらわれる。
ここでは、IPOS組織法、特許法及び規則、商標法及び規則、意匠法及び規則、植物新品種保護法及び規則、著作権法及び規則、地理的表示法、集積回路保護法が掲載されており、それぞれ、青字のタイトルをクリックすると、当該法令等が表示される。
(3) 「Patents Act(特許法)」をクリックすると、自動的にシンガポール法務省(Attorney-General’s Chambers:AGC)のウェブサイトへ飛び、特許法の条文が表示される。
タイトルの上部の矢印をクリックすると、改正の履歴が表示される。
また、左側の画面で、見たい条文にチェックを入れて「Get Provisions(条文入手)」を押すと、チェックを入れた条文が表示される(複数選択可)。
(4) (2)の画面の左側のプルダウンメニューから「Legislation Updates(法令の更新)」をクリックすると、次の画面があらわれる。
年をクリックすれば、当該年度に行われた法令改正の主要な内容に関する情報が表示される。
■ソース
・シンガポール知財庁(IPOS)ウェブサイトhttp://www.ipos.gov.sg/
■本文書の作成者
一般財団比較法研究センター 菊本千秋■本文書の作成時期
2013.08.12