アジア / 法令等
ベトナムにおける法制度と知的財産分野の法令
2013年09月06日
■概要
「模倣対策マニュアル ベトナム編」(2012年3月、日本貿易振興機構)第I章第1節〜第2節では、ベトナムの知的財産権制度について紹介されている。同国の法制度は、2008年6月3日付法律第17/2008/QH12号第2条に基づきベトナムの法制度として「憲法、法律、国会の決議」をはじめとする13の形式の法令を定めている。これらの関連については同マニュアル5頁に記載されている。また、法令の改訂、置き換え、取消、廃止については法令公布に関する法律17/2008/QH12号第9条で、法令の適用については同第8条で定められている。知的財産分野における法令は、様々な法律及び規制で構成されている。主な枠組みは、知的財産に関する法律及びその付随的規制である。また、これら以外に、知的財産権の侵害に対する機能及び救済措置をより包括的なものにする他の法律及び規制が含まれている。■詳細及び留意点
【詳細】
模倣対策マニュアル ベトナム編(2012年3月、日本貿易振興機構)第I章第1節〜第2節
(目次)
第I章 ベトナムでの知的財産権のエンフォースメント方法
第1節 ベトナムの法制度 p.4
1. 法令の形式 p.4
2. 法令の改定、修正、改廃 p.5
3. 法令の適用 p.5
4. 法令の公布、修正、改廃における地方当局の役割 p.5
第2節 知的財産分野における法令 p.6
1. 国内法令 p.6
2. 国際協定および条約 p.8
3. 国際条約と国内法令の階層的関係 p.9
■ソース
・模倣対策マニュアル ベトナム編(2012年3月、日本貿易振興機構)https://www.globalipdb.inpit.go.jp/jpowp/wp-content/uploads/2013/09/acc43d128ff95ba095782b4df9f9f212.pdf
■本文書の作成者
一般財団法人比較法研究センター 木下孝彦■本文書の作成時期
2013.08.03