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ブラジルにおけるインターネット上の模倣品対策に関する調査
2021年09月21日
■概要
「ロシア・中南米地域におけるインターネット上の模倣品対策に関する調査」(2018年3月、日本貿易振興機構 知的財産・イノベーション部知的財産課)では、ブラジルのインターネット上の模倣品の流通実態、主要なショッピングサイトの概要および模倣品対策の現状について紹介している。■詳細及び留意点
「ロシア・中南米地域におけるインターネット上の模倣品対策に関する調査」(2018年3月、日本貿易振興機構 知的財産・イノベーション部知的財産課
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(目次)
2-2-1.ブラジル
(1)インターネットショッピング市場の現況 p.43
(インターネットの普及率、インターネットショッピングの利用者数、利用者の男女比および年齢別、インターネットショッピング市場の売上、インターネットショッピングの製品種別の売上げランキング、インターネットショッピングの利用頻度、理由についての統計情報を紹介している。)
(2)インターネット上の模倣品の流通実態 p.50
(大型の模倣品工場があり、ブラジル国内や近隣諸国へ輸出されている。模倣品が多い製品、オンラインマーケットプレイス等企業の模倣品問題のオンライン上(無料プラットフォーム)での対応について紹介している。)
(3)主要ショッピングサイト等 p.52
(主要ショッピングサイト(Americanas.com、extra.com.br、buscape.com.br)について紹介している。)
(4)各ショッピングサイトの模倣品対策プログラム p. 62
((3)で紹介した主要ショッピングサイト企業はいずれも利用規約上には、権利侵害についての対応が明記されているが、削除申請用の専用プラットフォームは提供していない。模倣品販売が判明した場合の各企業への連絡方法および対策の現状を紹介している。)
(5)侵害に対する権利者の法的手段(一般的法律構成) p.66
(オンライン上の知的財産権侵害を規定する特別な法律はなく、商標法に基づいて地方裁判所に提訴する、または仮処分を求める手続を行うことになる。民事訴訟および損害賠償、刑事訴訟の概要、現状について紹介している。)
(6)サイト運営者側の対応 p.69
((3)で紹介したショッピングサイトでは個別の対応方針が詳細に設定されていないため、一般的にオンラインマーケットプレイスがとりうる対応を紹介している。)
(7)各ショッピングサイト等での最近の取締実績、取締事例 p.71
((3)で紹介したショッピングサイトに関する訴訟事件は判明しなかったため、アルゼンチン企業のMercadolibreを被告としたブラジルでの訴訟事件を紹介している。)
■ソース
「ロシア・中南米地域におけるインターネット上の模倣品対策に関する調査」(2018年3月、日本貿易振興機構 知的財産・イノベーション部知的財産課)(https://www.jpo.go.jp/resources/report/mohohin/document/shogaikoku/k_russia_latinamerica_set.pdf)■本文書の作成者
日本国際知的財産保護協会■本文書の作成時期
2021.07.19