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アラブ首長国連邦における知的財産権のエンフォースメント
2014年04月28日
■概要
本コンテンツは、2009年3月時点の情報に基づくものである。「模倣対策マニュアル 中東編」(2009年3月、日本貿易振興機構 在外企業支援・知的財産部 知的財産課)第1部第3章では、アラブ首長国連邦(UAE)における知的財産権のエンフォースメントについて紹介されている。政府は模倣品や海賊版への対策を講じているが、本章では、同国でのエンフォースメントとして、法的な通告、行政的措置、刑事訴追、民事訴訟、救済、水際措置等が紹介されている。法的な通告については、具体的な文面がサンプルとして紹介されている。
■詳細及び留意点
模倣対策マニュアル 中東編(2009年3月、日本貿易振興機構 在外企業支援・知的財産部 知的財産課)第1部第3章
(目次)
第1部 アラブ首長国連邦
第3章 知的財産権のエンフォースメント p.45
第1節 知的財産権侵害の概要 p.45
第2節 模倣行為 p.46
1. 法的な通告
2. 法的通告のサンプル
3. 注意喚起の公表
4. 注意喚起案のサンプル
5. 一般的な警告のサンプル
6. 模倣行為に対する行政的措置
7. 規制される行為
8. 適用可能な救済措置と行政罰
9. 手続きのフローと概要
10. 提出書類・証拠および料金
11. 決定に対して不服の場合の手続き
12. 代理人の必要性
13. その他の留意点
14. 模倣行為にたいする刑事訴追
15. 地域管轄
16. 司法制度
17. 控訴提起の時間的制限
18. 刑事罰となる行為
19. 適用可能な刑事罰
20. 模倣品の差押
21. 模倣品の没収
22. 手続きのフローと概要
23. 判決の執行
24. 提出書類・証拠および料金
25. 代理人の必要性と要求事項
26. その他の留意点
27. 民事訴訟
28. 第三者との契約関係を管理するための予防措置
29. 戦略
30. 民事訴訟の事例
31. 代替的紛争解決(ADR)
32. 模倣品の不正取引に対する水際対策
33. 自由港
34. フリーゾーン
35. 湾岸協力会議構成国の共通関税法
36. ドバイ税関で実施される水際措置
37. ドバイ税関における税関登録の手続きおよび手数料並びに差止申し立て
38. シャルジャ税関における税関登録の手続きおよび手数料並びに差止申し立て
第3節 湾岸諸国協力会議(GCC)統一税関規則(「規則」) p.70
1. はじめに
2. GCC 税関同盟設立の理由
第4節 海賊版 p.71
1. 侵害者に対する警告状
2. 海賊版に対する民事的措置の適用
3. 海賊版に対する行政的措置の適用
4. 海賊版に対する水際措置
5. 海賊版に対する刑事訴追
付属資料 第1部
付属資料1.7(UAE) p.163
アラブ湾岸諸国協力会議統一税関規則(法)(仮訳)
付属資料1.8(UAE) p.201
アラブ湾岸諸国協力会議統一税関規則(法)実施規則 (仮訳)
■ソース
・模倣対策マニュアル 中東編(2009年3月、日本貿易振興機構 在外企業支援・知的財産部 知的財産課)https://www.globalipdb.inpit.go.jp/jpowp/wp-content/uploads/2014/03/79e2797bde58840e5de77fc46e3cc6e4.pdf
■本文書の作成者
一般財団法人比較法研究センター 市政梓■本文書の作成時期
2014.02.16