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韓国における商標検索方法―韓国特許技術情報センター(KIPRIS)

2014年06月13日

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■概要
韓国の商標公報は韓国特許庁傘下の特許技術情報センター(KIPRIS)で提供されているウェブサイトにおいて無料で行うことができる。
■詳細及び留意点

【詳細】

(1) 特許技術情報センター(KIPRIS)のウェブサイトhttp://www.kipris.or.kr/にアクセスし、画面右上のEnglish(又はKorean)を選択する。以下では、英語版サイトからの検索方法を示す。

「特許技術情報センター(KIPRIS)ウェブサイト トップページ

「特許技術情報センター(KIPRIS)ウェブサイト トップページ

 

(2) 英語版サイトのトップページでSEARCHの「Trademark」をクリックすると、検索画面が表示される。

英語版サイトのトップページ

英語版サイトのトップページ

 

(3) 検索方法は、テキストボックスに直接キーワード等を入れて検索する一般検索(General Search)と、項目別に該当内容を入力し詳細に調査するスマート検索(Smart Search)の二通りの方法がある。

 

 (i) 一般検索(General Search)

 General Searchでは、検索したいキーワードや出願番号をテキストボックス内に入力して、緑色の検索ボタン(虫眼鏡ボタン)をクリックする。主に、商標の名称や出願人名、出願番号等を入力して検索することができ、ハングル、英語、数字で入力することができる。論理演算子(*(and),+(or),!(not))を利用することができ、「“”」を使用してフレーズ検索(例:”cellular case”)も可能である。

General Searchの画面

General Searchの画面

 

 Spreadボタンをクリックすると入力するテキストボックス欄が広くなるので、より多くのキーワードを入力することができる。また、検索ボタンの右端の「Search within Search Results」欄にチェックを入れることで、検索後の絞込み検索をすることもできる。

 また、画面左側のメニューで商標の種類やカテゴリー、法的状況を選択して検索対象を設定すること等も可能である。

サイドメニュー

サイドメニュー

 

(ii) スマート検索(Smart Search)

 一般検索のキーワード入力欄の下の「Smart Search」(青い部分)をクリックすれば、スマート検索の画面が表示される。

「Smart Search」をクリック

「Smart Search」をクリック


Smart Searchの画面

Smart Searchの画面

 

 スマート検索における検索項目及び入力方法は以下の通りである。

 

(a) Claim division(区分):商標、サービスマーク、国際商標等から選択することができる。

 

(b) Trademark type(商標の種類):図形、色彩、立体、ホログラム等から希望の商標の種類を選択できる。

 

(c) Administrative Status(法的状況):出願、公開、拒絶、登録等、法的状況を選択できる。

 

(d) Trademark Name(商標の名称):商標の名称が英語及び日本語(ひらがな、カタカナ)の場合は、そのまま入力して検索可能である(例:さくら、ジャパン)が、漢字の場合はハングル表記を入力して調査しなければならない。商標名称と類似名称を「+」で組み合わせて検索すれば、便利である(例:Aroma Waterを調査する場合「Aroma Water+Aroma+Water」)。また、全く同一の商標を検索しようとする場合は右端の「Exact match search」にチェックを入れる。

 Smart Search画面上方の「Eng-Kor」ボタンをクリックすれば、英語で構成された商標の場合、入力された英語が自動で韓国語に変換され、英語・韓国語ともに検索されるようになっている。

「Eng-Kor」ボタン

「Eng-Kor」ボタン

 

(e) Full text(自由検索):キーワードをハングル、英語、数字で入力することができ、論理演算子(*,+,!)の使用やフレーズ検索が可能である。

 

(f) Category Code(分類情報):「Category Code」欄では、以下の項目を入力して検索することができる。

  • Classification(商品・役務分類):商品・役務分類は新分類(国際分類)と旧分類(韓国分類)に区分されているため、二通りの分類コードを使用して検索しなければならない。
    例1)「衣類」を検索しようとする場合:25(国際分類)+045(旧分類)
    例2)「料食業」を検索しようとする場合:42+43(国際分類)+112(旧分類)
  • Similar group(類似群コード):韓国は日本と同様に商品又はサービス業の類似範囲を表示する識別記号で類似群コードを運用している。商品は「G(Goods)」、サービスは「S(Services)」で始まり、総5~6桁の文字と数字で構成されている。
    例)化粧品:G1201B、料食業:S1206
  • Designated Goods(指定商品・役務):例)化粧品、料食業等
  • Vienna Code(ウィーンコード):ウィーン国際分類コードを入力して図形商標を検索できる。

 

 なお、各種商品・役務分類については、「Category Code」欄の「guide」ボタンをクリックすることで確認することができる。ただし韓国語表記であり、キーワードで検索する際もハングルで入力する必要がある。

「guide」ボタンをクリック

「guide」ボタンをクリック


商品分類確認画面

商品分類確認画面

 

(g) Number Info(番号情報):出願番号、登録番号、優先権番号、公告番号、国際登録番号を入力できる。出願番号と公告番号は、権利番号2桁(商標:40)+出願又は公告年度(西暦4桁)+一連番号(7桁)で構成されており、登録番号は権利番号2桁+一連番号(7桁)で構成されている(例:出願番号40-1999-0001234、登録番号40-0001234)。

 

(h) Date Info(日付情報):出願日、公告日、優先日、登録日、国際出願日を入力できる。日付は、西暦4桁+月2桁+日2桁を入力する(例:出願日が2007年7月7日である場合、「20070707」)。なお、カレンダーマークをクリックして日付選択することもできる。日付を指定したい場合は、2つある日付入力欄の両方に指定したい日付を入力する。

 

(i) Name/Code/Address(名前/コード/住所):出願人、代理人の名前/コード/住所)、権利者名を入力できる。出願人の名称はハングル又は英語で検索が可能であるが、登録権者名は韓国語名称(ハングル)でのみ、検索が可能である。

例1)出願人:Sony、出願人コード:519980961547等

例2)登録権者:소니(ソニーのハングル表記)

 

(4) 例えば登録日の欄に2014年1月9日と入力して「Search」ボタンをクリックすると、下記のような検索結果が表示される。

検索結果一覧の画面

検索結果一覧の画面

 

 右端の「PUB」ボタンをクリックすると、公報をPDF形式で閲覧することができる。印刷・ファイル保存が可能である。

公報のページ

公報のページ

 

 また、下記画面で、「Details」をクリックすると出願の状態等の詳細情報が、「Registr.Details」をクリックすると登録状態が、「Administrative Actions」をクリックすることで履歴状態が、それぞれ表示される。

 

【留意事項】

 出願された商標は通常、出願日から1~2週間以内にKIPRISウェブサイト上に掲載される。

 韓国で商標調査する場合、通常は商標名称と商品・役務分類を入力して検索する。商標名称が英語及び日本語(ひらがな、カタカナ)の場合は、そのまま入力して調査が可能であるが、漢字の場合はハングル表記で入力しなければならない。また、閲覧できる公報は韓国語表記である。

■ソース
・特許技術情報センター(KIPRIS)ウェブサイト
http://www.kipris.or.kr/
■本文書の作成者
崔達龍国際特許法律事務所
■協力
一般財団法人比較法研究センター 不藤真麻
■本文書の作成時期

2014.01.18

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