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中国における巧妙な模倣行為に関する事例分析
2014年01月07日
■概要
「司法上の重要トピックにかかる法令・事例に関する調査報告書~巧妙な模倣行為に関する事例分析調査~」(2013年3月、日本貿易振興機構上海事務所知識産権部)第2章 では、中国における巧妙な模倣行為を、模倣品・模倣行為の発見を困難にする行為、執行を回避・困難化する行為、権利侵害の認定を困難にする行為、処罰の多寡を低下する行為に分類し、具体的事例の紹介を含め、各類型に係る行為の性質や問題の所在等について解説されている。■詳細及び留意点
司法上の重要トピックにかかる法令・事例に関する調査報告書~巧妙な模倣行為に関する事例分析調査~(2013年3月、日本貿易振興機構上海事務所知識産権部)第2章
(目次)
第2章 巧妙な模倣行為にかかる具体的な検討 p.29
1.模倣品・模倣行為の発見を困難にする行為/執行を回避、困難化する行為 p.29
(1)分業化 p.29
(2)小口分散化(「民家への保管」、「事業所の移転」「夜間休日生産」等含む) p.38
(3)商標ラベルと本体の分離保管(ノーブランド化) p.47
(4)正規品への模倣品混入 p.51
2.権利侵害の認定を困難にする行為 p.54
(1)用途機能表示 p.54
(2)OEM p.58
(3)型番模倣 p.64
(4)広告媒体への(記述的)使用 p.67
(5)悪意先駆商標の使用 p.73
(6)企業名称の使用 p.78
(7)意匠権の抗弁、商標はずし p.87
(8)類似商標、商標継ぎ足し p.90
(9)中古品再生産 p.94
付属資料:
1.秀水事件 民事判決書 p.102
2.VOLVO 事件 民事判決書 p.111
3.bloomberg 事件 民事判決書 p.118
■ソース
・司法上の重要トピックにかかる法令・事例に関する調査報告書~巧妙な模倣行為に関する事例分析調査~(2013年3月、日本貿易振興機構上海事務所知識産権部)https://www.globalipdb.inpit.go.jp/jpowp/wp-content/uploads/2013/12/dc84396332bc8308982ab6b44e91bada.pdf
■本文書の作成者
一般財団法人比較法研究センター 不藤真麻■本文書の作成時期
2013.11.12