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韓国における仮想空間に関する知的財産の保護の状況に関する調査
2024年05月09日
■概要
「仮想空間に関する知的財産の保護の状況に関する調査研究報告書」(令和5年3月、知的財産研究教育財団 知的財産研究所)では、仮想空間に関する知的財産について、日本国および外国の現行の知的財産法で保護される対象、保護が及ばない対象を整理するとともに、仮想空間でビジネスを行う企業や有識者等に対して行った、保護の状況、課題、ニーズ等についてのヒアリング調査結果を報告している。本稿では、韓国に関する調査報告を紹介する。■詳細及び留意点
「仮想空間に関する知的財産の保護の状況に関する調査研究報告書」(令和5年3月、知的財産研究教育財団 知的財産研究所)
(目次)
第3部.調査結果
第1章.公開情報調査
(仮想事例(仮想事例1(仮想空間の靴)、仮想事例2(仮想空間の椅子))を設定し、韓国における仮想空間に関する知的財産について関連する法律(デザイン保護法、商標法、著作権法、不正競争防止法、特許法)で保護される対象、保護が及ばない対象、権利制限/適用除外/効力が及ばないとされる範囲について、分析した結果を示している。)
第4節.海外調査
(4)韓国 P.75
第2章.ヒアリング調査
(仮想事例1および2に対するヒアリング項目について、韓国の企業や有識者の回答を紹介している。)
第2節.海外ヒアリング調査
第4項 韓国 P.160
(1)仮想空間を用いたビジネスの現状と展望について
(2)仮想空間における知的財産権の保護の状況・課題・ニーズについての認識について
①仮想事例1
②仮想事例2-A、仮想事例2-B
③仮想事例1、仮想事例2-A、仮想事例2-B以外のビジネス上での知的財産に関する課題および懸念事項
④韓国における法改正又はガイドライン制定等に向けた議論の内容や状況等、議論の状況についての有識者の考え
⑤日本の現行法下でビジネスを行うと仮定した場合のビジネス上の課題や望ましい解決手段の考え方
(3)仮想空間における知的財産権に関する横断的な課題の認識について
①プラットフォーマー等の責任について
②越境取引における法の適用について
③複数の仮想空間に跨った権利やライセンスの効力範囲について
第4部.まとめ
(韓国における仮想空間に関する知的財産権について、現行の知的財産権各法で保護される対象、保護が及ばない対象の整理、および仮想空間でビジネスを行う企業や有識者等へのヒアリングを行い、法制や議論の状況についての調査結果を総括している。)
第5章.韓国
第1節.デザイン保護法 P.189
第2節.商標法 P.190
第3節.著作権法 P.190
第4節.不正競争防止法 P.191
第5節.特許法 P.191
資料編
資料III
10.ヒアリング調査の質問票(韓国有識者) P.266
11.ヒアリング調査の参考資料(韓国有識者) P.268
資料IV
10.韓国有識者 P.307
■ソース
「仮想空間に関する知的財産の保護の状況に関する調査研究報告書」(令和5年3月、知的財産研究教育財団 知的財産研究所)https://www.jpo.go.jp/resources/report/takoku/document/zaisanken_kouhyou/2022_02.pdf
■本文書の作成者
日本国際知的財産保護協会■本文書の作成時期
2024.01.16