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インドの意匠公報へのアクセス方法
2023年04月25日
■概要
インドの意匠公報は、インド特許意匠商標総局(CGPDTM)ウェブサイトから確認することができる。■詳細及び留意点
【詳細】
インド特許意匠商標総局(CGPDTM)のウェブサイトは、ヒンディー語表記または英語表記を選択でき、それぞれの言語表記の知財関連法令等を閲覧することができる。インドでは英語は準公用語の扱いではあるが、ウェブサイト上の情報量は英語の方が多いため、以下では英語でのアクセス方法のみを紹介する。
1.CGPDTMウェブサイトでの意匠公報の確認方法
CGPDTMウェブサイトhttps://ipindia.gov.in/index.htmにアクセスすると図1に示すホーム画面が表示される。
図1 CGPDTMホーム画面
画面中央右側の「E-Gateways」の上に表示される「> Public Search」をクリックすると下記図2のように「Public Search」についての選択肢が「> Patents」「> Trade Marks」「> Designs」「>Electronic Register of Patent Agents」と表示される。
図2 Public Searchの選択肢
図2で「Public Search」から「> Designs」をクリックすると、下記図3のような注意画面が表示されるので、「Yes」をクリックする。
図3 「外部ウェブサイトに移動する」との注意画面
「Yes」をクリックすると、図4に示す検索条件入力画面が表示される。
図4 検索条件入力画面
図4の画面で「NOT SELECTED」をクリックすると図5に示す「Select Search Filed(検索分野選択肢)」のプルダウンメニューが表示される。
図5 検索分野選択肢
検索したい条件を選択し、その右側の「Select Comparable(検索条件選択肢)」(図6)の「Equal To」をクリックして、プルダウンメニューで表示される「Equal To」または「Containing」のいずれかを選択する。
図6 検索条件選択肢
さらに右側の「Please Enter Text(検索語入力欄)」に検索したい語句・数値・日付等を入力する。
複数の条件を設定する場合、右端の「Select Logical Operator(論理演算子)」(図7)の「AND」をクリックし、プルダウンメニューで表示される「AND」または「OR」のいずれかを選択し、次の行に追加したい条件を入力した後、画面下部(図8)の「Captcha Code」を入力し、「Get Search」ボタンをクリックする。
図7 論理演算子選択
図8 キャプチャーコード入力欄
「Captcha Code」が読み難い場合は、その右側の「Refresh Captcha」 をクリックすると別のコードが表示される。また、「Captcha Audio」 をクリックすると、コードを読み上げてくれる。
例として検索分野に出願人名(APPLICANT NAME)、検索条件に「Containing」を選択し、検索語に「APPLE」を入力し、検索を実行したした場合の調査時点での検索結果画面を下記図9に示す。
図9 「APPLE」検索時の結果
得られた検索結果で、各意匠の図にマウスオーバーすると、図10に示すように、選択された意匠の出願日と意匠の名称が表示される。
図10 意匠出願日と名称の表示
また、図9または図10で、意匠の番号(登録番号)をクリックすると、図11に示す意匠の詳細情報が、ポップアップして表示される。
図11 意匠の詳細情報の表示
■ソース
・インド特許意匠商標総局(CGPDTM)ウェブサイトhttps://ipindia.gov.in/index.htm
■本文書の作成者
日本国際知的財産保護協会■本文書の作成時期
2023.01.16