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インドネシアにおける産業別特許出願動向(食品)
2018年06月14日
■概要
食品関連技術のインドネシアにおける特許出願件数は、出願人の国別構成比につき、主要国では欧州からの出願が最も多く、次いで米国、日本からの出願である。■詳細及び留意点
食品関連技術のインドネシアにおける特許出願動向をPATENTSCOPEの収録データに基づき、集計した。
食品関連技術に対応する国際分類として、A21D、A23、C12C、C12Gを選択した。集計期間は、出願年で2010年から2014年である。
食品関連技術のインドネシアにおける特許出願件数の推移を図1に示す。食品関連技術の各年での出願件数および各国、地域の出願人からの出願の内訳を左縦軸に示す。
図1: 食品関連技術のインドネシアにおける特許出願件数の推移(単位:件)
なお、本記事の特許出願動向に関する図表データにおいて、PCT国内移行の時間差やデータベースの収録の遅れや欠落等により、データは、実際と異なる値となっている可能性がある。参考として、WIPOの集約する統計資料における、各年でのインドネシア特許庁が受付けた出願件数と、記事作成時点でのデータベースPATENTSCOPEの各年の収録レコード数(ファミリ数)を右縦軸に示す。
内訳として、日本、米国、欧州、中国、韓国からの出願(基礎出願に基づく集計)の構成を表1に示す。
表1: 食品関連技術のインドネシアにおける出願 国・地域別 構成比
(単位:%)
食品関連技術のインドネシアにおける出願件数は、本データから推移を分析することができないが、出願人の国別構成比につき、主要国では欧州からの出願が最も多く、次いで米国、日本からの出願である。
2014年に出願された食品関連技術のインドネシアにおける出願件数の出願人ランキングを表2に示す。
表2: 食品関連技術のインドネシアにおける出願件数の出願人ランキング(2014)
食品関連技術のインドネシアにおける出願の上位は、スイスのNestec社からの出願であることが分かる。
2014年に出願されたインドネシアにおける食品関連技術の国内出願人の上位を表3に示す。
表3:インドネシアにおける食品関連技術の国内出願人の上位
2014年の食品関連技術の特許出願において、インドネシア国内の大学、研究機関のほか、企業として、PT.Motix Indonesia社が3件の出願をしている。
■ソース
PATENTSCOPEhttp://www.wipo.int/patentscope/en/ WIPO IP Statistics Data Center
https://www3.wipo.int/ipstats/index.htm (収録データに基づき、作成者にて独自で集計)
■本文書の作成者
日本技術貿易株式会社■本文書の作成時期
2018.01.24