国別・地域別情報

中南米 / 審判・訴訟実務


審判・訴訟手続の概要も含め、審判・訴訟手続における留意事項を掲載しています。


その他

その他

2022.03.15
ブラジルにおける模倣品対策の実態

ブラジル模倣品防止協会(Associação Brasileira de Combate à Falsificação: ABCF)によると、模倣品や侵害品は、脱税や所得の損失による年間約460億ドル(約2,600億ブラジル・レアル)の損失を引き起こしている。ブラジルで販売されている模倣品の65%がアジア、特に中国で製造されている。

2020.02.06
ブラジルにおける知的財産の保護方法に関する基本情報

「知的財産保護ハンドブック(ブラジル編)」(2019年3月、JETRO サンパウロ事務所 知的財産部)では、ブラジルにおける知的財産の保護方法に関する基本的な情報が紹介されている。

2017.11.02
ペルーの模倣被害に対する措置および対策

「模倣被害に対する主要各国による措置及び対策に関する実態調査報告書」(平成29年3月、日本国際知的財産保護協会)第3章10では、ペルーの模倣被害に対する措置および対策について、水際措置、刑事措置ならびに民事措置のそれぞれの内容と実施状況が、関連する法令の条文を交えて紹介されている。また、第2章には概括表が掲載されており、他の調査対象国との一覧比較もされている。

2017.11.02
メキシコの模倣被害に対する措置および対策

「模倣被害に対する主要各国による措置及び対策に関する実態調査報告書」(平成29年3月、日本国際知的財産保護協会)第3章9では、メキシコの模倣被害に対する措置および対策について、水際措置、刑事措置ならびに民事措置のそれぞれの内容と実施状況が、関連する法令の条文を交えて紹介されている。また、第2章には概括表が掲載されており、他の調査対象国との一覧比較もされている。

2017.04.12
ブラジルにおける知的財産訴訟件数

国際条約および多国間協定による強い影響を受けて、ブラジルは最も重要性の高い全ての分野(即ち、著作権、商標、特許、工業意匠、営業秘密およびソフトウェア)において知的財産保護を提供する法的枠組みを構築した。ブラジルにおけるIP訴訟の現状を俯瞰できるデータを以下にまとめる。

2016.06.30
ペルー意匠制度概要

ペルー意匠出願の新規性要件について説明し、その他出願実務の留意点として優先権主張、保護期間、異議申立、そして権利消尽について手短に論じる 本稿では、ペルー意匠制度概要について、Fernández-Dávila & Bueno Law Firmの弁理士Liz León Cabezudo氏が解説している。

2016.06.30
チリにおける意匠制度の概要

本論においては、産業財産法によって保護されうる意匠特許について要約して説明する。またチリにおける意匠特許規則の現状を紹介し、特許意匠規則に関して新たな産業意匠法に盛り込まれる可能性がある改正点について説明する。 本稿では、チリ意匠制度概要について、Mackenna, Irarrázaval, Cuchacovich & Paz の弁護士Rodrigo Marré Grez氏、Virgilio Topasio Maluk氏が解説している。

2016.03.04
チリにおける模倣品・海賊版に関する活動

「チリにおける模倣品・海賊版に関する活動」(2014年3月、日本貿易振興機構)では、チリにおける模倣品・海賊版に関する活動について、模倣品・海賊版の流通等にかかる概況や、知的財産および権利行使に関するチリ法令、侵害品の活発な動きがみられる場所、チリ国内市場の調査結果等が紹介されている。また、添付資料として、チリ税関統計や知的財産権侵害捜査班(BRIGADA INVESTIGADORA DE DELITOS DE PROPIEDAD INTELECTUAL:BRIDEPI)の押収に関する統計情報等も紹介されている。

2015.12.22
メキシコにおける地理的表示保護制度および同保護

「諸外国の地理的表示保護制度及び同保護を巡る国際的動向に関する調査研究」(平成24年3月、日本国際知的財産保護協会)第Ⅲ部3-25では、メキシコにおける地理的表示について、その保護を図る法律、地理的表示の定義、保護登録申請の手続き、異議申立制度、保護の効力、一般名称に関する規定、権利執行者、水際措置の有無と概要、地理的表示に関する規定及び商標に関する規定との間の調整規定等が説明されている。

2014.07.01
ブラジル司法最高裁判所(STJ)による著作権侵害行為の違法性の判断について(判例紹介)

CDやDVDの海賊版を販売している露店等はブラジル全国に存在している。ブラジルでは、著作権侵害については刑事罰が規定されているが、これまで、露店を開いている者が個人の場合、明らかに侵害行為を行っているにもかかわらず、「社会適合の原則」という考え方によりその行為の違法性が否定される判決が出ることがあったが、2012年9月、最高裁判所(STJ)はそのような著作権侵害行為の違法性を認める判決を出した。