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アジア / 法令等


特許、実用新案、意匠、商標など各知的財産権の法令等へのリンクを掲載しています。


商標

商標

2023.12.19
韓国における顧客に好まれない商標および顧客に好まれる商標

韓国と日本は、地理的に最も近い国でもあり経済的にも関係が密接で、毎年日本から韓国に約6,000件程度の商標が出願されている。韓国と日本の商標法は、その法体系が類似しており、実務においても大きな違いはないが、韓国固有の社会文化的環境によって、好まれる商標と好まれない商標については異なる部分があり得る。本稿では、韓国において顧客に好まれない、あるいは慣習に合わない商標の特徴、および顧客の好む商標の特徴を解説し、韓国に事業進出しようとする実務者の参考に資する。

2023.12.14
香港における「商標の使用」と使用証拠

香港において、登録商標は、商標権者またはその同意を得た者により、香港で少なくとも3年間継続して真正に使用されておらず、また、その不使用に正当な理由がない場合は、第三者からの不使用取消請求があれば取り消される。商標権者にとって、商標の登録日から3年以内に、登録されたすべての指定商品または指定役務に関して、その登録商標の真正な使用を開始し、3年以上継続する期間にわたる商標の使用休止を避け、さらに使用証拠を保管することが重要である。

2023.11.30
中国におけるEコマースで商標を使用する際の留意点

近年のEコマースの急速な拡大とともに、インターネット上の模倣品被害が増加傾向にある。オンライン上での模倣品の流通は巧妙化・小口化しており、日本の企業はその対応に苦慮していると考えられる。そこで、本記事では、インターネット上の模倣品に対して取られている対策と、商標権を活用して、模倣品被害をなくすために日本企業がどのような対応をとることができるかについて、企業名称(屋号、商号)の保護とEコマース関連知財紛争における対応策の観点から解説する。

2023.11.30
中国における顧客に好まれない商標および顧客に好まれる商標

中国において使用する商標の選定に関しては、法規定、文化的習慣、一般公衆の認識および商品との適合など、さまざまな要素を包括的に考慮する必要がある。顧客の好みに沿った商標は、商品の宣伝にプラス効果を与えることができる一方、顧客の好みと逆方向な商標を使用した場合、事業に消極的な影響を及ぼすことになる。本稿では、法律的観点から使用が禁止されている商標、顧客の商標選択傾向の観点から顧客に好まれない商標、および好まれる商標を解説し、中国に事業進出しようとする実務者の参考に資する。

2023.11.28
中国における地名を含む商標の登録について

商標には地名が含まれていることが少なくない。特に、外国の地名が含まれる商標が中国で権利化できるのか、使用できるのかをよく質問される。本記事では、外国の地名を含む商標を、1. 外国の国名、2. 中国の需要者に良く知られている外国地名、3. その他の地名、を含む商標に分類し、外国企業の視点から、これらの商標の権利化の可能性、その使用および権利主張について解説する。

2023.11.14
シンガポールの法令へのアクセス方法―AGCウェブサイト

シンガポールにおける法令は、シンガポール司法長官室(Attorney General's Chambers: AGC)のウェブサイトにて検索・閲覧が可能である。本稿では、AGCサイトを利用した法令の閲覧の仕方を、特許法の検索・閲覧方法を例示して紹介する。

2023.08.29
韓国における知的財産基礎情報について

(本記事は、2025/3/13に更新しています。)  URL:https://www.globalipdb.inpit.go.jp/laws/40719/ 「韓国知的財産基礎情報」(2023年1月、日本貿易振興機構ソウル事務所)では、韓国における知的財産に関連する法令、基礎情報(知財関連法、知財関係機関等)、統計情報(出願件数、外国出願件数、審査・審判処理件数、処理期間、登録件数等)、取締りおよび権利紛争状況、韓国特許庁の組織図等を紹介している。

2023.08.29
中国における他人の氏名等を含む商標に関する調査

「他人の氏名等を含む商標に関する調査研究報告書」(令和4年3月、日本国際知的財産保護協会)では、国内外における他人の氏名等を含む商標に関する制度および氏名等に係る人格権について、法令、審査基準、文献および裁判例等の情報調査、並びに関係者へのヒアリング調査の結果が報告されている。本稿では、中国における調査結果を紹介する。

2023.08.29
韓国における他人の氏名等を含む商標に関する調査

「他人の氏名等を含む商標に関する調査研究報告書」(令和4年3月、日本国際知的財産保護協会)では、国内外における他人の氏名を含む商標に関する制度および氏名等に係る人格権について、法令、審査基準、文献および裁判例等の情報調査、並びに関係者へのヒアリング調査の結果が報告されている。本稿では、韓国における調査結果を紹介する。

2023.08.29
中国における知的財産権侵害関連裁判マニュアル

「知的財産権侵害関連裁判マニュアル」(2023年3月、日本貿易振興機構北京事務所(知的財産権部))では、中国における知的財産権関連訴訟の手続や留意事項等について紹介している。