アジア / その他参考情報
特許情報の調べ方など上記項目に含まれないその他参考情報を掲載しています。
意匠
意匠
- 2021.08.26
- ベトナム国家知的財産庁が提供する産業財産権データベースの調査報告
「ベトナム国家知的財産庁が提供する産業財産権データベースの調査報告」(2021年3月、日本貿易振興機構バンコク事務所知的財産部)では、ベトナム特許庁(IP Viet Nam:Intellectual Property Office of Vietnam)のデータベースIPLibおよびIP Viet Nam WIPO IPAS、さらにベトナム知的財産研究所(VIPRI:Vietnam Intellectual Property Research Institute)データベースについて紹介している。具体的には、特許・実用新案、意匠、商標のレコード収録数、検索手順、公報の入手手順等について解説している。
- 2021.08.24
- ASEANにおける各国横断検索が可能な産業財産権データベースの調査報告
「ASEANにおける各国横断検索が可能な産業財産権データベースの調査報告」(2020年3月、日本貿易振興機構(JETRO)バンコク事務所知的財産部)では、特許データベースPATENTSCOPE、特許データベースASEAN PATENTSCOPE、意匠データベースASEAN DesignView、商標データベースASEAN TMview、商標データベースGlobal Brand Database、FOPISERの6つのデータベースについて、その検索方法、留意点等を紹介している。
- 2021.06.24
- インドネシアにおける商標権の権利行使と模倣意匠への対応
インドネシアにおける知的財産権侵害や模倣品被害において商標権や意匠権が問題となることが多い。先願主義を採用するインドネシアでは他者に先駆けた権利確保が重要であるが、権利確保した後、侵害者に対して権利行使する際に留意しなければならない事項も少なくない。以下、インドネシアにおける商標権に基づく権利行使の検討、商標権が侵害された場合に権利行使前に準備すること、差止請求や損害賠償請求した場合のリスク、不使用に基づく商標取消を回避する手段、盗用(模倣)意匠出願に対する対策について紹介する。
- 2021.06.17
- 台湾における専利に必要な書類一覧
専利の出願、審査、維持あるいは審判には、所定の書類を用意しなければならない。書式によっては台湾特許庁(中国語「智慧財産局」)のウェブサイトにてダウンロードできるものもあるが、そうでないものもある。そこで、専利に係る必要書類について、台湾特許庁のウェブサイトで提供されている書類をもとに、出願のプロセスに沿って、出願時に必要な書類、出願後から公告に至るまでに必要な書類、公告後に必要な書類に分けて説明すると共に、専利法または専利法施行細則における各種必要書類を紹介する(台湾特許庁のウェブサイトにおいて提供されていない書類には、「*」をつけている)。
- 2021.01.19
- インドネシアにおける判決へのアクセス方法
(本記事は、2024/3/7に更新しています。) URL:https://www.globalipdb.inpit.go.jp/etc/38447/ インドネシアの判決は、知的財産関連の判決を含め、インドネシア最高裁判所が提供するデータベース(Direktori Putusan Mahkamah Agung Republik Indonesia)において、無料で閲覧可能である。かかるデータベースは、情報の更新も比較的頻繁に行われており、インドネシアにおいては、信頼できる情報源であると言われている(他の情報源としてPT Justika Siar Publika社が提供するHukumonline.comというウェブサイトも存在するが、更新は限定的で、かつ、会員のみ閲覧可能な情報も多い)。
- 2021.01.14
- ラオスにおける意匠公報へのアクセス方法
2019年初め、ラオス知的財産局(Department of Intellectual Property of Laos: DIP)は、オンラインでアクセス可能な独自のデータベースを初めて利用可能にした。DIPは、約2週間に1回データベースを更新する。
- 2021.01.12
- フィリピンの知的財産権関連統計へのアクセス方法-取締関係
フィリピンにおける知的財産権に係る取締関係の統計は、フィリピン知的財産庁(Intellectual Property Office Philippines: IPOPHL)のウェブサイトに掲載されており、模倣品等の押収件数、各担当機関による執行件数および執行内容の統計が閲覧できる。
- 2020.12.22
- フィリピンにおける知財訴訟等に関連する情報の取得方法
フィリピンの知的財産訴訟関連の情報は、フィリピン知的財産庁(Intellectual Property Office Philippines: IPOPHL)のウェブサイトに掲載されている最高裁判所の判決に係るデータベースから一定程度取得することができる。また、当該ウェブサイトにおいては、フィリピン知的財産庁による知的財産関連事件、審判の決定に関するデータベースも提供されており、これらの事件に関する年ごとの決定件数等の情報を得ることができる。
- 2020.12.08
- フィリピンにおける意匠出願・登録に関する統計情報へのアクセス方法
フィリピンにおける意匠の出願件数、登録件数等の情報は、次の方法により取得することができる。 フィリピン知的財産庁(Intellectual Property Office)のデータベースにアクセスすることにより、出願年、登録年、分類、出願の審査等の状況により絞り込んだ件数を確認することができる。当該データベースには、登録済みのものに加え、出願中、失効済みのものを含めた意匠の各種情報が記録されている。 また、知的財産庁のウェブサイトから、意匠出願件数、登録件数の概要を入手することができる。 さらに、知的財産庁の年次報告書から、意匠出願に関する統計状況の推移を知ることができる。
- 2020.11.26
- 台湾における判決の調べ方―台湾司法院ウェブサイト
(本記事は、2023/11/2に更新しています。) URL:https://www.globalipdb.inpit.go.jp/judgment/37630/ 台湾司法院のウェブサイトで、以下の裁判所が出した知的財産事件の判決書および決定書(以下、合わせて「判決」とする。)を検索することができる。(1)地方裁判所(中国語:「地方法院」)(2)知的財産裁判所(中国語:「智慧財産法院」)(3)最高裁判所/最高行政裁判所(中国語:「最高法院/最高行政法院」)台湾において、判例(先例となる最高裁判所もしくは最高行政裁判所の法的判断を指す。有効な判例の法的効力は、最高裁判所もしくは最高行政裁判所が下した裁判と同等である。)のみならず、判決も原則として公開されている。同サイトは、誰でも無料でアクセス可能である。